CPUを選択しよう
CPUの働きとは
CPUは、日本語では「中央演算処理装置」と一般的に訳されます。
文字通りコンピュータの中心的役割を果たす演算処理を行っています。 コンピュータは、プログラムに掛かれた命令内容通りに動きます。 ちなみにプログラムとは、どういう手順でコンピュータに処理を行わさせるかについて書いた、コンピュータに対する命令書のリストの事です。CPUはこのプログラムに書かれた命令を手順通りに順番に処理を実行していきます。
CPUが計算処理を行う事によって、プログラムを設計したプログラマーが意図した通りの処理をコンピュータにさせることができます。
また、CPUは単に計算を行うだけでなく、他の制御も行います。 具体的には、メインメモリに格納されているプログラムデータを読み出して、そのデータを解読し、命令に書かれている動作を行います。 さらに入出力信号の制御も可能で、計算した結果を記憶装置に書き込むための指示を送ることも行います。
CPUの働きを整理すると
- 演算処理の実行
- 入出力装置の制御
- プログラムの読み出し位置(プログラムカウンタ?)と読み出しの制御
となります。
ゲーム用とビジネス用
現在、一般的なPCに搭載されているCPUはインテル製です。
インテルのCPUはテレビコマーシャルでよく流れていたので知っている方も多いですよね。 このインテルCPUは、性能によって型番が分けられています。 ロースペックからハイスペック順に現行品CPUの型番を挙げると、Intel Core i3 < Core i5 < Core i7となります。 要するに3つのグレードにインテルCPUは分けられるという事です。
この中でCore i3はもっとも性能が低いものなのですが、ビジネス用途やインターネットの閲覧程度の作業しかしないのなら、これで十分問題なくパソコンが動きます。
一方、ゲームメインで遊ぶ予定なら、性能の良いCore i5若しくはi7を選ぶ必要があります。 最近のゲームは立体的で繊細に書き込まれた、まるで映画の様な画像をリアルタイムで計算して画面上に表示させます。 この処理はCPUには大変負荷の重い仕事なので、ゲーム目的でパソコンを買うならCPUにはハイスペックなものを選択する必要があるのです。